いよいよ師走12月です。一年は早いものです。そんな感想を毎年この時期思いながら一年を振り返ります。さて11月6日、19日、28日と独立行政法人福祉医療機構の職員の方々に弊社ショールーム〝シン・モクゾウ〟をご見学頂きました。ご来場有難うございました!
弊社ショールーム〝シン・モクゾウ〟は、『木でつくる』と『木をつかう』の二つのテーマで構成されています。福祉医療機構様が今回ご注目されてご来場頂きましたのは、『木でつくる』をテーマとした弊社が進める木造CLT工法による福祉施設の取組みとお聞きしておりましたので、工法としての可能性と優位性を実例をもとにご説明致しました。CLT工法を採用し始めた事由や、実績の中から導かれました経済的メリットや工法として合理性についても留意してご説明致しました。
また決して特殊な工法ではなく、これからの人手不足の時代に対しても、対応可能な持続可能性のある工法である事もご説明しました。CLTの特徴や実際に工事で使用している接合金具の現物にも触れて頂き、木パネルと金具の接合方法や簡単に進めていくことができる工法の特徴について説明致しました。数多くのご質問も頂き感謝申し上げます。
国内産木材を活用する必要性と、日本の森林が直面している問題を提起し、弊社が取り組んでいます『木をつかう』プロジェクトについもご説明させて頂きました。その取組みの中心にある『福祉施設への忘れもの』を国内産木材を活用した製品で届ける取組みも説明させて頂きました。興味を抱いて頂き熱心に弊社のご説明に耳を傾けて頂いたこと改めて感謝申しげます。
また今後の施設づくりで木造CLT工法だけはでなく、建物維持管理から見た施設設計や施設づくりの重要性についても情報発信させて頂きました。今後イニシャルコストだけではなく、ランニングコストの負担が更に増すこともご説明し、建てる時からランニングコストも踏まえた計画の必要性も情報発信させて頂きました。
ご多忙の中を多くの方々に弊社ショールームに来て頂き有難うございました。毎回熱心にお聞き頂き数多くの質問を賜り感謝しております。どうか引き続きご指導並びにご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。拝