こんにちは。初夏6月ですが厳しい暑さが続いた1週間でした。皆様もお体くれぐれもご自愛ください。早速ですが、昨日6月15日にキャンパスプラザ京都で開催されました第46回地域包括ケア事業研究会で講演させて頂きました。貴重な機会を頂きましたことに改めて感謝申し上げます。
講演テーマは「特別養護老人ホーム建替の課題解決への提案」で、時代の変化を捉えた整備手法について、弊社が取り組んでいます木造CLT工法の可能性を実績を交えて紹介しご説明させて頂きました。
建設コスト高騰の中で事業企画を進める上で、既存建物の再生活用と地域密着型サービスを拡充していく拠点づくりを並行して進める施設整備イメージを提案させて頂きました。その中で、新築整備する建物への木造CLT工法採用によるコストダウンの仕組みとメリットを細部にわたってご説明致しました。
また昨今の電気料金高騰に対しても、CLT工法の建物の断熱性並びに気密性が、電気料金削減に効果があることを採用実績の統計データからご説明をし注目を浴びていました。
講演二部では、厚生労働省 社会・援護局長 朝川 知昭様が「地域つぐりと社会福祉法人の役割について~重層的支援、人材問題を考える~」をテーマとして講演されました。今後の介護人材確保の観点で重要なキーワードとなる外国人介護人材の採用について、特定技能1号の改正の方向性も交えてご説明されていました。他にも独居老人の増加による成年後見制度の見直しなど興味深い内容のご講演でした。
このたび貴重な情報発信の機会を頂きました地域包括ケア事業研究会 山田尋志代表始め、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。本当に有難うございました。