
こんにちは。改めてですが弊社は“シン・モクゾウ”という取組みワードと共に「木でつくる」「木をつかう」をテーマに、施設建設から新たな空間づくり、そしてファニチャーまで、新たな時代の変化に対応した挑戦を進めております。

また弊社が進めております 京の木流通モデル構築支援事業 〝森林のささやき新たな轍づくりプロジェクト〟は京都府内産材活用の新たなモデルとなる取組みであり、弊社の中核的な取組みの一つです。サプライチェーンのメンバーと共に、持続可能な森林づくりと新たな流通と人材づくりを目指しています。
当プロジェクトの本年度最終の研修会として、京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 教授 長島啓子様と京都府立大学 大学院 生命環境科学研究科環境科学専攻 生物材料物性学研究室 准教授 神代圭輔様にご講演を頂きました。学びの時間を有難うございました。

長島教授からは、森林計画「山のあり方を探る」をテーマに森林計画のPDCAサイクルの大切さと、森林の設計を進める上での林型の設定の重要性などについて、わかり易くご説明頂きました。

神代准教授からは 、木材工学 「森林資源を有効に利用する」をテーマに最近行かれたインドネシアでの木材事情や進化したトレサビリティなどについてお話いただき、改めて日本においても挑戦しなければならない課題提起をいただきました。また前回研修の復習も兼ねまして、木の持つ特性と飛騨高山の事例も交え、新たな森林活用の取組みのご紹介と検証がございました。
長島教授、神代准教授、改めてご講演有難うございました。

最後に今後の森林のささやき新たな轍づくりプロジェクトの来年度以降の取組み方針について、弊社代表取締役の中嶋一浩から、目指す方向性と新たなに挑戦していく、森林づくり、品質づくり、人づくりの方針が提案されました。新たなフィールドでの追求と挑戦が新年度より始まります。